foufou

『foufou』というブランドをご存知ですか?


WWDや、日経、TV番組の『ひるおび』でも紹介されたことのある、
いま注目のファッションブランドである。 → foufou instagram

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. . [ "続けること" を、続け続けるということ。] . . わっしょいわっしょいと 毎月3〜4型新作を出せている。 この適度な型数が心地よい。 今回もかなりいいものが出せた。 今日のブログで販売日と画像チラ見せしてるので見てみてね。 可愛いだろ〜! あー服作るのって最高だな。 . . サンプルがあがって袋から出して広げるあの瞬間が1番好きだ! 頭の中にあったイメージと、眼から入る現実の景色が重なり合うあの瞬間。 . _______ . 職人さんたちのおかげで今がある。 . 僕が考える服(とくにワンピース)は、ご存知の通り生地がとんでもなく多いので、 効率よく裁断し少しでも価格を抑えるためにかなりパターンが工夫されている。 . 仕様も細かいところで職人さんが縫いやすいように考えられている。 . トレンチコートは、僕の希望でかなり分厚い素材を使っているので縫製が大変で苦労していただいている。 . . 僕はその想いや苦労を背負って表に立つ。 職人さんの声はなかなかエンドユーザーまで届かない。 声が出せるのはほとんど僕だけなので責任がある。 . 「これめっちゃ大変なんですよ〜!」とただ言うだけではない「価値」を服に与えるために何を提案していくべきかいつもいつも考える。 . 続けるために、今日も小さい一歩を続け続ける。 . . #マールの日々考えること

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このブランドのなにがそんなに注目されているのか。
それは、このブランドは ”D to C”ブランドであるということ。


D to C (Direct to Consumer)とは、自ら企画、製造した商品をどこの店舗も介すことなく自社のECサイトで直接顧客へ販売するビジネスモデルのこと
引用元:https://retail-logi.com/glossary/d-to-c/


とあるように、
このfoufouというブランドは、お客様と直接つながりを持っている。
instagramで主に発信しており、実店舗は持っていない。

にもかかわらず、発売と同時に即売。在庫は持たないそうだ。


つまり、いまの時代だからことできる、ブランドの形で成功を収めている。


今回、11月26日に行われた『働く人』というイベントにて、
デザイナーのマールコウサカ氏のお話を聞いてきたので、振り返ってまとめておきたい。


マールコウサカ氏いわく、D to C の最大の利点は、
お客様に直接、自らの言葉で思いを伝えられるということ。


たとえば、テレビや新聞などで露出が増えると、
一般的な D to C の定義で、
「中間業者が挟まらないので、普通よりも安い値段で商品が手に入る」という
マールコウサカ氏の考えとは、少しずれた紹介をされてしまうとする。


でも最終的に、instagramを読めば、
コウサカ氏の考え、ブランドの思想はお客様へ伝わる。
そこが、D to C の良い面である。


D to C だからこそ、
お客様(周りの人)から自分は、なにを求められているのか、
ということを、きちんと考えて、行動すれば、
どこかで、必ずリアクションがあるはずということを肌で感じたそう。


リアクションがないのは、単にアウトプットの仕方を間違えているだけ。
(これは、キングコングの西野さんも似たようなことを言っていた。)



またアパレル業界にいる身として個人的に、
『アパレル業界は沈没船だと言われているけれど、宝なき大航海時代だ』
ドン付きにいる業界だからこそ、新しいことをすると目立つことができる。
という、マールコウサカ氏の言葉に勇気をもらえた。



foufouの『健康的な消費のために』という考え方は、
かなり素敵な理念であり、とても惹かれたし、
なによりもお洋服が、かなり かわいい!ので、
ぜひインスタを覗いてみてほしい。